撮る、登るを通じて話すこと。

7/20

本日はお昼、三軒茶屋にてフォトウォークイベントに参加しました。
職場が三軒茶屋で、休みの日にここに来るのは実ははじめてだったんですが、
普段通っている町なのに、全然見てなかったなあ、と実感。

なんせこの駅から1時間20分くらいは家までかかるので、
勤務後に駅をうろつくこともあまりなく。
でも、昼間にジックリあるいてみると、知らなかった路地裏がいっぱいあって、面白かったです。
写真は写真ブログの方でそのうちあげます。


参加者は14人ほど。
誰かと写真を撮るのが始めて、という事はないのですが、
例えば遊んだり旅行してて、一緒にいる人がカメラ持ってるから同じもの撮ることがあるくらいで、
こういう、「写真を撮る事自体」を目的としていたイベントに参加したのははじめて。

今まで、スナップ写真、風景写真ばかり撮ってきて、写真を撮るのは自分なのだし、
誰かと撮っていると自由に動けなかったりで、あまり人と撮ることの意義を考えたことはなかったのですが、
ひとつひとつの被写体に対して、みんなして撮って、雑談するなかで、
豆知識、そして思わぬ方向への話の広がりなんかがあって。
それぞれの写真への想い、カメラへのこだわりや、何故写真を始めたのかとか、こういう展示はおもしろいよねとかいう話、
それぞれの写真とは関係ないところの人生の話もたまにきけたりして。
コミュニケーションツールとしてのカメラの一面をあらためて実感しました。

また機会があればいきたいです。


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そして終わった後は、西調布のウェストロックへ。
ボルダリング。

ここのジムではクリアできてない5級もいっぱいあるのですが、
ひとまず前回(多分3週間くらいまえ?)ムリだった5級にチャレンジ。


・・・お、スイっといけた。


最近宮下公園のある課題に3週間近く苦しんでたのですがw
その過程でちょっとずつでも成長できてるのかも。
続いて4級も・・・なかなかクリアできないものが続く。
ふんでも、2時間ガッツリいって、最終的に4級初めてトライして、3つクリアしました!!(全部90度壁でしたが^-^;)

しばらく続けて思ったのですが、
ボルダリングもやっぱりガシガシ知らん人やうまい人と話してくの大事だなと。
オブザベーション力は大事ですが、このルートで正しいか?と迷ったときにわかる人に聞くこと、
そして登ってる最中も、周りの人が「そのまま踏み込んで」とか「体重を右にとか」とか「いけるいける」とかガンバとか声かけてくれると、頭ではわかってたムーブ以上に体が動いて、クリアできると言う事が多いんです。

実際今日クリアした3つのうち2つは、ルートのヒントくれたり、いいタイミングで声かけてくれたのがかなり後押しになったと思います。
一人でもいずれクリアしたと思うけど、多分もっと労力かかってました。
少なくとも今日中に3つクリアは絶対できてなかったろうなー。
ちなみにその人、そのジムでは7割の確率であう主婦の人なんですが、自分より1グレードほどうまいので、教えてもらうことが多いです。
心の中で師匠とよんでます。師匠いっぱいいるんですけどね。

ここで

「人に教えてもらったムーブは、自分の成長につながるのか?自分ひとりでクリアしたほうが、成長につながるのではないか?」

と言う疑問が浮かんでいた事があったのですが、
じぶんは、人に教えてもらった方が成長につながると思います。

クリアした瞬間の開拓力、そこからつながる自信は一人でやったほうが大きいかもしれないけど、
一回クリアしちゃえばあとは最初にクリアしたときの過程がどうあれ、
その課題をその後何度か繰り返すことで自分のムーブになる訳で、
ならば最初にゴールまでの道を知るのは、早いほうが効率がいい。
いろんな分野で、まずは真似ることが重要だと言う話はよくききますしね。ボルダリングも同じだと思います。

もちろんある課題に取り組むとき、最初から聞くのだとオブザベーション力はつかないし、
オブザベ中のパズルを解いてくような感覚が楽しいので、最初はじぶんでやります。
でも、自分でクリアする!という事にこだわらず、
行き詰ったら早めにヒントを求めたほうが成長がぜったい早いと思うようになってます。最近。



自分も知ってる人が全然いないようなときだと聞きにくいし、
行き詰ってもなぜか一人でやりたい!というときもありますが(笑)(特に聞いてないのに教えたがるひとがいるとき・・・w)
基本もっとガシガシきいていけるようにしたいと思います。

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