FLIP-FLAP

Kindleで10月いっぱいセールという情報を見つけ、とよ田みのるさんの「FLIP-FLAP」を購入。



以前ブログでもかいたことのある、ノスタルジーな小学生時代と、友情物語の 「ともだち100人できるかな」が大好きで、気にはなってた。

「FLIP-FLAP」は、ピンボール×ラブコメというおそらくほぼないカテゴリーに属しつつも、ラブコメ要素はじっさいあんまりなくて、ピンボールをとにかく楽しむ人たちの物語。
ピンボールという題材を通じて「熱くなること」「その世界にのめりこむこと」に重点を置いており、ストレートすぎるけどわかりやすい演出にジワジワ鳥肌立った。

特にシカゴの盛り上がるシーンは絵的にも素敵すぎます。クライミングにおいても、こういう世界に入り込みたいなあとおもった。
※Kindleセールだけど、見開きで素敵なシーンが結構あるので、本の方がお勧めです。中古なら安すぎる。。。!

物語の中で「ただの遊びなのにどうしてそんなにのめりこむのか?意味はあるのか?」という問いが何度か出てくるのだけど、素敵な登場人物たちはなかなか素敵な自分の答えを持っている。

クライマーとして強くなりたいなあと思いながら2年半もやってると、こんなに鍛えてどこに向かってるんだろう?と思ったことはあります。
自分の場合はコンペとか期間期間で目指しているものはあったとしても、最終的に何かを目指しているわけじゃないく。
何か好きなものを本気でやっている人の答えは多分、それぞれに微妙な違いはあっても、だいたい本質的な答えは同じなのかなー。

ピンボールやすべてのボードゲーム、ビデオゲームが好きな人に送るって帯にかいてるのだけど、それだけじゃなく、好きなものに打ち込んでる人にお勧めしたい漫画でした。

ところで、、、ともだち100人にも同じ特徴のひとがいたのだけど、ヒロインの口がやたらとふにゃふにゃしていました。w

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